エアレーション対策・パールCCに秘密兵器?!

こんにちは。ゴルフツアー会社の送迎ドライバー、ミキです。

今回は、最近ここに新しい秘密兵器が入ったというパールカントリークラブから。
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その名は「 Air2g2 」。
日本でも、エアーインジェクション、エアー2G2という名称で業務用に販売されているようですので、関係者には知られているかもしれませんが、
これさえあれば、エアレーションをせずに済むという能書きのマシーンです。

エアレーションは、ここハワイでは芝の根の育成の為に、年に春と秋の二回、通常は行われています。
地面に小さな穴をたくさんあけて空気を入れ、芝の根にカツを入れる、専門的には知りませんが、根を活性化させるためのメインテナンスで、穴をあけた後には一面に掘り返された土が広がり、それを取り除いた後で肥料と砂が撒かれます。
グリーンだけのときもあれば、フェアウェイ、ラフ、とコース全体に行うこともあり、穴をあけますから、穴の痕跡が消え、砂が馴染んでコースコンディションが回復するまでには、当地の人でも最低一週間かかりますし、目の肥えた日本の眼鏡にかなうまでには二週間が必要とされています。

それを行わずに済む、そんな画期的な Air2g2 の作業の様子を見られるということで、行ってきました。
車輪が前に一つ、後ろに二輪あり、さらにハンドルがあって、一見するとバイクのようにまたがって乗る車両のように見えましたが、
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実は、これハンドルを持って押して歩くのです。一輪の側が後ろになるのでした。マシーンには乗りません、
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というか、これでは乗れませんね ^^;
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メインテナンス部のリッチさんに話をお聞きしました。
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パールカントリーGCでは現在、グリーンを一か月に一度、この Air2g2 を使って養生させているそうです。

Air2g2 は、芝の根が縦横無尽に張っている深さ30cmの地層にまで、三本の細い杭を打込んで、そこに空気を送ります。
かなりの圧力をかけて空気を吹き込み、踏み固められた表層をほぐし、その下の地層にたまった二酸化炭素を吹き飛ばして、代わりに酸素を送りこむことにより、芝の活性化が進むそうです。根には酸素が必要だったのですね。同時に水はけも良くなるのだとか。
想像していたよりも深い話です。

作業をしているのは「父方の祖先は広島から来たよ」という日系四世の奥津さん。
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三つの円盤状の着地面の中に各一本ずつ杭が装着されていて、それが地面に刺さります。
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10秒くらい酸素を送ったあと、杭を引き抜き50cm先に進みます。一刺し一吹きで、それぐらいに効果が広がるからです。
その繰り返しでグリーン上を行ったり来たり。
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杭が刺さったあとの穴は、よく見ないとわからないくらいの大きさです。
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これなら、上をボールが通過しても影響はありません。

この大きさのグリーン全体の作業の所要時間は、45分くらいだそうです。
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季節にこだわることなくいつでもでき、作業の後のクリーンアップも必要ないので、その後のプレイに影響も出ません。そこが秘密兵器と呼ばれる理由ですね。

ワイキキから近く、パールハーバーの景色も美しいパールカントリーC。
この Air2g2 で、エアレーション後のコンディション不良からくる営業損失に悩まされることなく、ますます良いコースコンディションを維持していくことでしょう。

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