トーナメントを控えたパールCCの様子(後編)

Aloha! 元ゴルフ場マネジャーのヒサコです。

数日後にトーナメントを控えたパールカントリークラブの最後の準備段階の様子を
覗いてみる事にした続編です。
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今年の冬は比較的天気に恵まれ、グリーンにダメージを与えるような悪天候が
なかった事も、グリーンキーバーのハワードさんのプレッシャーを少なくしました。
雨が多い年には、グリーンにカビが生えたり、根が腐ったりする事が有るので、
短く刈りすぎない様、刈り方に注意すると言っていました。
雨が多い時にグリーン短くカットしすぎると、芝の根がダメージを受けるのです。

それでもトーナメントの際は、特にグリーンが命なので、天候が良くても
常にグリーンのメンテナンスには気を配っているとのことでした。


さて、10日くらい前から毎日ローリングを してグリーンスピードを速くしていた
と、前回お伝えしていましたが、今年は例年に無いくらいの予想外の速さでした。
グリーンのローリング2

初日の午前中にスタートしたプレーヤーはまだ良かったのですが、
午後からかなら強い風が吹き始めた為にスピードが更に速くなり、
アプローチちょっとがピン側に寄っても、そのまま外へ転がり、
午後からのスタートした多くのトッププレー ヤー達が大叩きしたのです。

パールオープンの優勝経験を持つ室田淳プロが79を叩いた程です。
結局、午後からスタートしたプレーヤーでアンダーパーは2人だけだったそうです。

成績表 34th Hawaii Pearl Open (ハワイ州ゴルフ協会への外部リンク)

翌日は多少落ち着いたようですが、地元のプロ達も
「今迄練習していてグリーンはある程度分かっていたが,
今日のグリーンではそれは役に立たなかった」と言ってました。

パールオープンの準備は、
総支配人の佐野さんを中心に昨年の9月頃からチームを組んでスタートしたそうです。

ハワイのゴルフ業界に30年の経歴を持つ佐野支配人は、
新しいスポンサーの改革に力を入れ、スポンサー数が前年の数を上回った2011年より
今年は更にスポンサーの数が増えたと、笑顔で語って下さいました。
ハワードと佐野支配人

この4月にはLPGAのトーナメント開催がオアフで再開され、
先日コオリナ・ゴルフクラブに決まったとのニュースが舞い込んだものの、
スポンサーがつきにくくなりPGAトーナメントの数が減少している昨今、
パールオープンのスポンサー増加は、ハワイにとって嬉しい話です。

1月半ばに今迄のガスカートから電動カートに換え、
真新しいカートがスタートエリアに並んでいました。
スタートエリアに並ぶニューカート

毎年出場希望選手数が増え続けている、その人気の理由はどこにあるのでしょうか。

ローカルトーナメントであるにも関わらず、
日本からはウインターキャンプを兼ねて現役でかなり活躍しているプロ等が大勢出場
しますのでレベルは非常に高いトーナメントです。
地元のプレーヤー達にとっては、
一流のプロ達や、かなりレベルの高いアマチュアプレーヤーとハンディ無しで対等に
競い合えますので、ここでトップになるという事は、とても意味のある事なのです。

他のローカルトーナメントは、ハンディーに依ってフライトが分かれ、その中で
優勝者が出ますがパールオープンでは、フィールド全体がノーハンディーで実力を
争いあいますので、その意味では公式戦と同じ意味を持つ、非常にレベルの高い
トーナメントだと思います。人気の秘密は、そのあたりにあるのでしょう。

毎年大会を楽しみにしているゴルファー達の為に、
これからも末永く継続して欲しいですね。

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