トーナメントを控えたパールCCの様子(前編)

Aloha! 元ゴルフ場マネジャーのヒサコです。

今年で34回目を迎えるパールオープン、主催が本田技研という事に加えて、
日本のゴルフプロにはシーズンオフでもある為、毎年日本からもかなり大勢のプロ達や
スクラッチプレーヤーが参加し地元のプレーヤーと技を競いあっています。

2012年は2月8日のプロアマトーナメントを皮切りに9日から3日間、
パールカントリークラブで開催されました。
バーナー

その結果、3日目を9アンダーで終えた韓国のプロ Jun Won Park と
地元ハワイの15才高校生 John Oda との間でプレーオフが行われ、
2ホール目のプレーオフホール18番ホールで Oda がボギーを叩き,
Parkがプロの意地を見せて見事トロフィーを手にしました。

今回は、数日後にトーナメントを控えたパールCCの最後の準備段階の様子を
覗いてきたものです。


パールオープンはローカルトーナメントなので、
ソニーオープン等の様なPGAの公式戦と違い賞金額も優勝者が1万2千米ドルと
余リ多くはありません。
それでも今年の参加者の数は、日本からはプロ(JPGA)が60人とアマチュアが20人、
アメリカ側からはハワイの地元のプロとアマチュアを含めてやはり80人、それに
7日の予選会に通ったプレーヤーをいれると総勢180人近くの参加になるそうです。

華やかなトーナメントの陰で、その成果に大きな影響力を及ぼすコースメンテナンス。
それは、グリーンキーパーの手に掛かっている、と言っても言い過ぎではありません。
今日は、まず最初にグリーンキーパーのハワードさんを訪ねてみました。
ハワードさん

第4回目のパールオープンの頃からパールカントリーに勤め始めたハワードさん、
現在ではハワイでもトップグリーンキーパーの一人として知られています。
朝7時半頃から彼の案内でコースの中の作業状況を見学させて頂きました。

ところで、プロショップにはカートパスオンリーになっていると、案内がありました。
試合前はフェアウェイに乗り入れ禁止
トーナメントの3週間前からだそうですが、週末の混んでいる時は天気がよければ、
フェアウェイオープン(普段通りカートで乗入可)としているそうです。

開催まで一週間というタイミングだったため、もう仕上げの段階に入っており、
作業員達もグリーン回りのトリミングをしたり、グリーンに肥料をスプレーしたり
といった最後のタッチアップ的な作業があちこちでみられました。
グリーンに肥料をスプレー
が、トーナメント前にしては特にスタッフの人数が多い感じもしません。

その事をハワードさんに質問してみると、まさにその通り,
PGAのオフィシャルトーナメントではないので、特に通常と変わったメンテナンスは
行わず、今迄以上に人数を増やしたりはしないそうです。
裏を返せば,普段から常にメンテナンスが良いので、トーナメント前だからと言って
特別な事をする必要がない、と言う事なのかもしれませんね。

次に案内されたホールでは
グリーンのローリング作業が行われていました。
グリーンのローリング
機械の運転席に腰掛け、グリーン上を左右に行ったり来たりしてローラーを掛けると
グリーンがだんだん固くなって行きます。
機械を作業している人が何だかとても楽しそうで、私もトライしてみた〜く
なりました。
ローリング機材の作業員

グリーンのローリングは、通常は殆ど行われない作業ですが、
試合が始まる10日位前から毎日全ホールにローリングをするそうで、この作業により
最終的にはグリーンのスピードを、10〜11フィート位にするんだそうです。

例年、プレーヤー達がパットで悩まされる理由がここにありました。
そして、今年はこれが初日に番狂わせを引き起こします。

続く。

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