コオリナGC グリーンの秘密 2010年夏

はじめまして。元ハワイ在住17年、ゴルフ好きのスタッフ・ティーです。

先日より、一時的にまたハワイに戻ってきていて、この夏の一か月近くの合間に、
いくつかのゴルフ場を回ってきました。
日本を出る前から気になっていたコオリナ・ゴルフクラブも、その一つです。
KO18G1b

というのも、私がハワイに居た2008年春までは、コオリナGCほどコンディションの良い
ゴルフ場はなかったのに、日本にいる間に状況は逆転、最近もグリーンの状態が
芳しくないという情報を、インターネットの掲示板などで見かけていたからです。
カトウゴルフの送迎ドライバー、菅谷などからも情報を得ていたのですが、
自分の目で確かめたく、休みの日に気もそぞろでコオリナGCまで足を運んできました。

グリーンの状態が優れない原因は、おおよその見当はついていました。
2008年秋から、コオリナGCではグリーンの改造計画が始動していて、グリーンの芝を、
これまでのバミューダ(bermuda)からパスパラム(paspalum)に変えようと試みていた
のですが、どうやらそれと関連がありそうです。


グリーンの改造計画に関しては、こちらでも2009年5月に紹介されています。
2009年5月 コオリナGC グリーンのパスパラム化進行中! (1)

この時の話では、
もう一年も前の2009年夏には、グリーンのパスパラムへの切替えは完了しているはず
でした。しかし、なにぶんにも自然と植物が相手のことです。
思惑通りに事が運ばなかったのではないでしょうか。

実際にゴルフ場に出てみると、
鮮やかな丸い緑の部分が、グリーン中央部の所々に点在しているホールが、
いくつかありました。
KO4G6b
(#4ホール)

こういう状態が、グリーンが変だとか、芝が病気になっているといった、
少々無責任な書き込みを誘発してしまったのでしょう。

芝の切替え作業は、
円柱状のパスパラム芝の苗を、まるでプラグを抜き差しするかのごとく、
古いバミューダを抜き、新しいパスパラムを入れていくので、
その作業の直後には、こうした円形の色違いが起きてしまいます。

KO10G7
(#10ホール)
緑色の鮮やかなところが、パスパラム芝の部分です。
それが、時間が経つとともに、繁殖力に勝るパスパラムがバミューダを侵食して、
じわじわと広がって境界線はぼやけ、全体的に馴染んでいくはずです。
KO13G4
(少しずつ馴染んでいっている様子の伺える#13ホール)

しかし、その過程で残っているバミューダ部分の状態が、著しく悪くなっている
ような印象を受けたホールも、正直いくつかありました。

ボールの転がりは、
見た目ほどではないにしても、やや影響を受けているように感じられましたが、
試したのは午後でしたので、朝なら影響は少ないかもしれません。

今回検証する時間はありませんでしたが、朝は芝をカットしたてなので、
カトウゴルフの送迎ドライバー菅谷などの情報によれば、それほどの問題はない
とのことでした。
一説によれば、パスパラムは成長がバミューダに比べて早いため、わずか半日でも
差が生じてしまい、それがボールの転がりに影響を与えるのだとか。

コオリナGCでは、12時からプレー料金が安くなるのですが、
今の時期に限っては、少しでも影響の少ない朝スタートのほうが良いかもしれません。

このグリーンのことを除けば、
やっぱりコオリナGCはオアフ島随一のリゾートコースに間違いありませんでした。

ワイキキからコオリナに向かうとフリーウェイを降りてリゾートエリア内に入る直前、
ちょうど目の前に海が見えてくるのですが、この演出に始まり、
到着した途端にツアー参加者が息を飲み込むクラブハウス、
広い敷地内に横たわる贅沢なコースレイアウト、
セレブ気分をくすぐられるサービス、
プレーが終わってからの満足感、
豪華施設や手取り足取りのおもてなしに慣れているはずの日本のかたでも、
コオリナリゾートの雰囲気は最高と感じられること請け合いです。

ハワイ初のディズニーリゾート、アウラニ(Aulani)は、このコオリナ地区に
2011年夏か秋の開業予定だそうで、その頃までにグリーンのパスパラム化は完了して
いるとの話ですが、今はハワイの神様のみぞ知るところです。
KO disney 3b
コオリナGCフェアウェイの向こう側に見える、建設中のアウラニ。

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