ハワイカイGCのマネージャーHiroshiさんから、
ゴルフ場は造園業だということを印象付ける話を伺いました。
前回は、グリーンを硬くする目的で実施されるサンディングの話が出ましたが、
こちらはサンディングを行う前のグリーンです。
Hiroshiさんが指差しているあたりには、コケが生えていました。
ここは明朝、サンディングを行う予定だそうです。
次は、雑草抜きの話です。
ゴルフ場のメンテナンス・スタッフからは、忌み嫌われているクラブグラス。
その名前の由来は「蟹の爪」です。
黄色の矢印の先にある画面右下に、クラブグラスが一株、侵入しています。
また、左側のクラブグラスは、Hiroshiさんが引き抜いたもの。
このクラブグラスは、ゴルフ場のメンテナンス・スタッフからは、雑草とみられて
いますが、プレーヤーにとっては、クラブが抜けやすく打ちやすくなるので、
幸運の草だという話も、聞いたことがあります。
コオラウ・ゴルフコースやルアナヒルズ・カントリークラブなど、
コウラウ山脈に近く湿気の多いゴルフ場では、フェアウェイがクラブグラスで
覆われていると、Hiroshiさんから説明がありました。
プレーしながらも、途中で雑草駆除に励むHiroshiさん。
この画像の中で、周囲の緑に比べて白く光っているところが、クラブグラスです。
普通の芝に比べて幅広の葉を持つので、白く見えるのだとか。
Hiroshiさんにとっては、ゴルフプレーしにきたのだか、雑草抜きにきたのだか、
最後にはわからなくなってしまいましたが、ハーフだけで時間切れとなってしまい、
Hiroshiさんに貴重な話のお礼を言ってゴルフ場をあとにしました。