ハワイのロコは本当にプレーが早い?

ハワイのゴルフ場では、地元(ロコ)のゴルファーだと5サムや6サムでもプレーできますが、それは彼らのプレーが早いからと言われています。なぜロコのプレーは早いのか、あるいは早いと思われているのか、思い当たる節を、カトウゴルフのスタッフに聞いてみました。
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(ロイヤル・クニア・カントリークラブにて)

「何と言っても地の利があるからでは?」
まずは、スタッフKの弁です。
「前にもプレーした経験のあるコースなら、何処に打てばいいか、おおよその見当がつくものです。これが観光客だと、初めてプレーするコースでは、コースレイアウトやヤーテージブックなどと首っ引きになりますので、おのずと時間がかかるでしょ?」
たしかに、一理ありそうです。

すかさず、マネージャー・トシが付け加えます。
「特に、普段はキャディさんのいるコースでプレーしている日本人観光客の場合、ハワイでは全てセルフプレーになるため、余計に時間がかかっているのではないでしょうか。」
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(ロイヤル・クニア・カントリークラブにて)


「グリーンやバンカーまでの距離や、クラブの選択など、日本のコースならキャディさんからアドバイスを受けられるものが、ハワイでは全部自分で調べ、判断しなければなりません。」

「例えば距離の測定では、通常は周囲に距離標識(ヤーデージマーク)があるかどうかを探して、それで見当をつけます。」
「しかし、一口にヤーデージ・マークと言っても、統一されているわけではなく、杭だったり木だったり、芝に埋もれたスプリンクラー(ヘッド)だったり、ゴルフ場ごとに形が異なりますので、戸惑うこともあるでしょう。」
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(エバビーチ・ゴルフクラブにて)

コーラル・クリーク・ゴルフコースには,「ヤーデージマークに眠気覚ましの効果?!」という話もありました。

それでも最近は、コオリナ・ゴルフクラブや、カポレイ・ゴルフコースといった、いわゆる高級リゾートコースには、カーナビのようなGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を利用するナビゲーション画面がゴルフカートに搭載されていて,ハザードや、グリーンセンター(カポレイ・ゴルフコース)、もしくは、その日のピンポジション(コオリナ・ゴルフクラブ)までの距離が、リアルタイムにヤード数でデジタル表示されるようになり、ずいぶん便利になりました。

送迎ドライバー菅谷は、これにゴルフカートでのプレーに不慣れな点も、挙げます。
「例えば、ボールの近くまでカートで行けない時、慣れない人はクラブを一本だけ持ってボールの元に駆け寄ります。しかし、思ったより距離が短い(長い)などで、ゴルフクラブを交換するためカートとの間を何度も往復することで、細かい話ですが、けっこう時間を取られています。アプローチの時などは、パターも一緒に持っていけば、グリーンにオンした後も、カートに戻らずにプレーを進められます。どのみち、グリーン周りにはカートが入れませんから。でも、この時クラブの置き忘れに要注意です。」
セルフカート・プレーでの段取りの良し悪しも、プレー時間の差を生み出している原因の一つのようです。
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(タートルベイ・アーノルド・パーマーコースにて)

このように、ロコは初めから何でも自分で行うセルフプレーに慣れていますので、早く回れる…と結論付けたいところでしたが、ここでベテランのマネージャーYが、口を挟みました。
「実際のところは、彼らはスコアで賭けていることが多く、特に真剣勝負となるグリーン上では、逆に遅くなる傾向があります。後ろでイライラしながら待たされた経験がある人もいるでしょう。それに、たとえば藪の中などにボールを打ち込んでしまっても、ロコは諦めずに執念深く探します。」
案外、これでプラスマイナス・ゼロなのかもしれません。
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(エバビーチ・ゴルフクラブにて)

さらに、マネージャーYが指摘するのは、
「ロコが早い理由を探すとしたら、打つ順番に柔軟性を持たせていることも。」
ゴルフには、ご承知の通り、一番遠いボールの人から打つ決まりがあります。これがハワイでは、必ずしもそうではないということです。
「もしも、一番遠い人がトラブルでなかなか打てない時、他のゴルファーは、それを延々待つ必要はなく、前の組が安全な距離まで移動していれば、どんどん先に打ってしまって構わないのです。」
なるほど、これも多少の時間節約になりそうですね。
日ごろルールに厳格な人には気が進まないことかもしれませんが、ハワイでは許してあげてください。

マネージャーYは、最後にもう一つ付け加えました。
「距離のところで言いそびれましたが、リゾートコースの中には、携帯用のGPSナビゲーション端末を、ラウンド中レンタルできるところもあります。最近それを試してきましたので、近いうちにレポートできるかもしれません。」

カートプレーへの慣れと、ハイテクの活用で、観光客のプレー速度も向上していきそうな昨今です。

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